モダン輸入照明ショールーム - Studio NOI(スタジオノイ) 外苑前

外苑前

照明の明かりが映える黒を基調とした
新ショール―ムでは、200台限定品の
インゴマウラー「Zettel’z Munari」を日本初展示。
ブルーノ・ムナーリのイラストが印象的。
Interior design : Masafumi Mori(CIROCOWORKS) Photography : Atsushi Nakamichi(Nacάsa & Partners inc.)

新しい価値観を投げかける
モダン輸入照明を扱う日本総代理店

ドイツの革新的で詩情的なインゴマウラーの照明を1986年に日本に紹介して以来、Studio NOIは、
瞬く間に本物を知る敏感な人々の心を掴んだ。これまでにイタリアのオルーチェ、カナダのボッチの３ブランドを届け、
2019 年新たにチェコ共和国のボマの取り扱いをスタート。同年１月に新ショールームのグランドオープンとともに、4ブランドが揃った。
また、2018年11月から六本木ヒルズ森タワー52階のTHE MOON Restaurant | Loungeにて、
ボッチの28シリーズペンダントが展示されている。ライトが空間に溶け込み、あたかも初めからここにあったかのようにして構成されている。
同ブランドのクリエイティブディレクターであるオマー・アーベルが得意とするサイト・スペシフィックなインスタレーションだ。
2019年５月末までの展示。この至福を感じさせる光をぜひ目にしたい。

【 IMAGE & PRODUCT 】

ボッチの「73.8 Round Semi-Rigid」は手吹きガラスを吹いたのち、熱いうちに耐熱ファブリックで包み込んで成形｡布目模様と皺の表情であたかも布製のような柔らかいイメージがある｡一つひとつ異なるかたちになるように手づくりで製作。Semi Rigid仕様なら電源箇所にとらわれずに自由に空間をデザインしていくこともできる。リビングルーム空間いっぱいに浮遊させるデザインはボッチならではの提案｡
天井から下がるのはスワロフスキークリスタルを使ったインゴマウラーの「Lacrime del Pescatore」。奥はボマの大きなクリスタルガラスペンダント。
Photography : Shohei Oya (Nacάsa & Partners inc.)
入口正面にはインゴマウラーのアイコニックなバーディーズファミリーシリーズのひとつである「Birds Birds Birds」。多くの納品実績があるものの、 Studio NOIショールームでは初のお披露目。
Photography : Shohei Oya (Nacάsa & Partners inc.)
ショールーム入口のガラスウィンドウにはボッチの「14.1 minimini」を20 灯、キセノン球の温かい灯りで迎えてくれる。
Photography : Shohei Oya (Nacάsa & Partners inc.)
20年以上のベストセラーシリーズ、インゴマウラーのマモ・ノーチェスは香川の和紙を使い、ドイツでプリーツ加工をして美しい造形に仕立てられている。2018年の新作「Babadul」は、まるで花びらのような可憐で優雅なシェイプでありながら、凛とした佇まいが魅力的だ。和紙はデザイナーのインゴ・マウラーが灯りを表現するのに愛してやまない素材である。
1976 年ヴィコ・マジストレッティのデザイン、名作「Sonora 490 White/Gold」（オルーチェ）。彼がもっとも愛したペンダントのひとつで、自宅、アトリエ、家族の家とさまざまなところで使用した。現在はサイズと素材・色のバリエーションが広がり、プライベートからパブリックまで空間を演出するペンダントとして多くのファンに愛されている。
ボッチは１灯タイプからシャンデリアまでさまざまな灯数のバリエーションがあり、なかでも28 シリーズの色は90 展開。空間をどうデザインしていきたいか、その空間のためだけに設えるデザインの喜びがある。写真は六本木ヒルズ森タワー52 階 THE MOON Restaurant | Loungeでのボッチ28のインスタレーション展示作品。 Photography : Shohei Oya (Nacása & Partners Inc.)